shunbourianの日記

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ミュシャ展にいった話

今年のGWに、国立新美術館で行われていたミュシャ展に行きました。

ミュシャ展自体は以前にも別の展示会で見たことがありました。

 

なぜ、今回また見に行ったのか。

それは、スラブ叙事詩が見れたからです。

 

ミュシャが18年の歳月をかけて手がけた作品で、絵の大きさも桁違いに大きいものです。ぜひ一度この目で見てみたかった。

 

スラヴ叙事詩 - Wikipedia

 

ちなみにミュシャチェコ語発音だとムハと呼ぶそうです。

展示の解説などにもムハと書いてありました。

 

実際の絵を見ると、圧巻の迫力。

首を上にあげなければ全体を見ることができないくらいデカイ。

 

普段はあまり使わない音声ガイド付きで今回は鑑賞。

 

叙事詩の最初から最後まで、解説を聞きながら絵をじっくりみることができました。

叙事詩ですので、歴史のできごとなどを表したものです。

 

故郷のスラヴ人」から始まって、いくつもの作品を連続し、最後は「スラヴの歴史の神格化」で壮大な叙事詩の幕が閉じます。

スラブ民族の団結を描いた渾身の作品は、圧倒され、最後は感動しました。

これは見に行って本当に良かったと思える展示会でした。

 

あと、有名な「四季」も見れました。

後にこのテイストが日本の漫画界に影響していくとは、ムハ自体も思ってなかったでしょうね。

 

ちなみにカードキャプターさくらのクロウカードは、ミュシャの影響を受けてそうですよね。どこかで作者のCLAMPがそんなことに言及してたりするのかな?