ミュシャ展にいった話
今年のGWに、国立新美術館で行われていたミュシャ展に行きました。
ミュシャ展自体は以前にも別の展示会で見たことがありました。
なぜ、今回また見に行ったのか。
それは、スラブ叙事詩が見れたからです。
ミュシャが18年の歳月をかけて手がけた作品で、絵の大きさも桁違いに大きいものです。ぜひ一度この目で見てみたかった。
展示の解説などにもムハと書いてありました。
実際の絵を見ると、圧巻の迫力。
首を上にあげなければ全体を見ることができないくらいデカイ。
普段はあまり使わない音声ガイド付きで今回は鑑賞。
叙事詩の最初から最後まで、解説を聞きながら絵をじっくりみることができました。
叙事詩ですので、歴史のできごとなどを表したものです。
「故郷のスラヴ人」から始まって、いくつもの作品を連続し、最後は「スラヴの歴史の神格化」で壮大な叙事詩の幕が閉じます。
スラブ民族の団結を描いた渾身の作品は、圧倒され、最後は感動しました。
これは見に行って本当に良かったと思える展示会でした。
あと、有名な「四季」も見れました。
後にこのテイストが日本の漫画界に影響していくとは、ムハ自体も思ってなかったでしょうね。
ちなみにカードキャプターさくらのクロウカードは、ミュシャの影響を受けてそうですよね。どこかで作者のCLAMPがそんなことに言及してたりするのかな?