shunbourianの日記

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macでのgoogle test導入

macのPCにgoogle testを入れるための手順。

大雑把の流れは以下のようになる。

  1. google test をGithubよりダウンロードしておく
  2. CMakeのインストール(インストール済みの場合は不要)
  3. google test をCMakeを使って Makeしてライブラリを生成
  4. 出来上がったライブラリを使ってテストコードの実行が可能となる

 

まずは3でハマった。3でcmakeを使ってmakefileの生成、make実行するとエラーが発生。コンパイルエラーの原因はmacのデフォルトのコンパイラがclangになっており、そのままだとC++11のコンパイル未対応扱いで、コンパイル失敗となってエラーを出す。

 

解消のためには、C++11でコンパイル可能なようにコンパイルオプションを追加する。

その追加場所がCMakeList.txtとなる。

 

以下のコードを追加する。

# specify the C++ standard
set(CMAKE_CXX_STANDARD 11)
set(CMAKE_CXX_STANDARD_REQUIRED True) 

 追加してCMakeを実行し、makefile生成されたあとにmakeを実行すると、C++11のオプションが効いているためコンパイルが成功するはずである。

コンパイルが成功するとライブラリファイル(.a)が生成される。